- ぐっすり眠れない
- 朝起きてもしんどい
- イライラや心配ごとで寝付けない
- 夜中にすぐ起きてしまう
睡眠に関して、こんなお悩みはありませんか ?
私も「寝たはずなのに疲れが取れない」ということがよくありま
職場や住まいの環境が変わったり、慌ただしく疲れが取れない日々が続くと、気持ちが落ち着かずぐっすり眠れなくなる方が実は多いのです。
そんな時にオススメしたいのがハーブティー。
ハーブティーは睡眠の質を高めるといわれ、リラックスに最適です。
そこで今回は、【寝る前のリラックスにオススメのハーブティー】をご紹介 !
この記事でわかること
- 寝る前にハーブティーを飲むと良い理由
- 安眠にオススメのハーブ
- 安眠効果を更に高める飲み方
- 寝る前に飲むときの注意点
ハーブティーは体も温まり、心身のリラックスにもってこい !
なるべく薬は飲みたくないという方にもオススメなので、是非試し
寝る前にハーブティーを飲むと何故リラックスできる ?
寝る前にハーブティーを飲むと良い理由は、次の5つ。
- 自律神経が整うといわれている
- 体が温まるから
- 胃腸の調子が整うから
- ノンカフェイン
- 依存性がないから
理由を詳しくみていきましょう。
① 自律神経が整うと言われているから
自律神経には交感神経と副交感神経があり、次のように、どちらが優位に働くかで気分や体の状態が変わってきます。
- 交感神経優位:アグレッシブモード
- 副交感神経優位:リラックスモード
本来、睡眠時は副交感神経が優位になり、リラックスモードとなるはずが、強いストレスが続くと自律神経が乱れてアドレナリンが出
その為、寝ても脳が休まらず、眠りが浅かったり疲れが取れないといった状況に陥るのです。
ココがポイント
ハーブティーは香りが脳に伝わることでリラックスできる
香りの成分をかぐと、自律神経と連携している脳に直接伝わります。
その為、いい匂いや好きな匂いをかぐことで副交感神経が優位に
② ホットハーブティーで体が温まるから
体が冷えていたり、手先や足指が氷のように冷たくなっていると寝付けない原因となります。
真冬は布団に入ってもずっと寒くて辛いですよね。
温かいハーブティーを飲むと、血流がよくなり体がポカポカ温まります。
③ 胃腸の調子が整うから
食べ過ぎ・胸やけ・胃もたれで寝付けない時にも、ハーブティーが活躍します。
カモミールやレモンバームなど、消化促進や胃腸の調子を整えてくれるハーブを取り入れてみましょう。
④ ノンカフェインだから
寝る前にカフェインを摂ると、脳が覚醒し、寝付けなくなることも。
カフェインの半減期( カフェインが体内で分解され効果が半分になる時間 )は4~6時間といわれているので、寝付けない方は夕方以降コーヒーや紅茶を控えるようにましょう。
⑤ 依存性がないから
薬を飲み続けるのって、少し怖かったり抵抗がありますよね。
そのうち効かなくなったり、飲むのをやめるとまた眠れなくなったりと、悪循環に陥る可能性があります。
ハーブティーは薬ではないので、体に優しく成分を取り入れることができます。
さらに、ハーブティーは飲み続けることで効果が高まるといわれているので、安心して飲み続けられます。( 一部のハーブは毎日休みなしで飲むのに向かないもの有 )
安眠にオススメのハーブ
「寝つきが悪い・眠りが浅い」など、睡眠のお悩みに特にオススメのハーブを4つ紹介します。
①カモミール
カモミールは『植物のお医者さん』ともいわれ、ドイツでは子供たちの万能薬として人気のハーブです。
古代エジプトでは婦人病の薬として使われており、女性特有の不調にも効果があるともいわれています。
「火傷・皮膚炎・気管支炎・胃腸の不調・アレルギー緩和・美容」など、驚くほど幅広く使われています。
カモミールの効能
- 不安や緊張を和らげ、リラックスできる
- 抗炎症作用があり、喉鼻のアレルギー症状改善
- ストレスからくる胃痛・腹痛
- 生理痛など女性特有の症状
気持ちを落ち着かせる鎮静効果があり、不安や緊張がある時のリラックスに特にオススメ。
消化促進の働きがあるので、胃もたれや胸やけで眠れない時にも助けてくれます。炎症を抑える働きがあり、花粉症の方は喉鼻の症状緩和にも活躍します。
注意
妊娠中・キク科アレルギーの方は使用を控えましょう
②ラベンダー
鮮やかな紫色で、リラックスの代表格ともいえるラベンダー。
副交感神経が優位になり、心と体の緊張を和らげるといわれているため、安眠にはイチオシのハーブです。
ラベンダーの効能
- 自律神経のバランスを整え気持ちを落ち着かせる
- 香りをかぐことで気分が安定する
- 筋肉の緊張をほぐす働きもあり、頭痛・肩こり・生理痛にもオススメ
ラベンダーの香りは、リラックス状態の時に出る脳波を増やしたり、セロトニンの分泌を増やすといわれています。
その為、様々な緊張や痛みを和らげて、心も体もリラックス状態にもっていってくれる癒しのハーブなのです。
注意
妊娠初期・お子さんは使用を控えましょう
③レモンバーム
薬用植物として有名なレモンバームは、爽やかな香りで飲みやすく、ハーブ初心者にオススメ。
ドイツでは不眠症への効果が認められ、うつ病の薬剤として重宝されているといいます。
レモンバームの効能
- 鎮静作用があり、イライラや不安・緊張を和らげる
- 神経性の不眠症の改善
- 消化促進
- 抗菌・抗ウイルスで風邪予防
興奮した神経を鎮める働きがあり、寝つきが悪い時は特にオススメ。
他にも、毒素排出や発汗作用で風邪の引き始めにも良いといわれています。
④リンデン
リンデンの香りは心と体の緊張をほぐしてくれます。
鎮静効果が高く、フランスではかんしゃくを起こす子供にリンデンティーを飲ます習慣があるほど。
リラックス効果が特に高いといわれているハーブです。
リンデンの効能
- 自律神経やホルモンバランスを整える
- 免疫力アップで風邪予防
- 血液サラサラ・動脈硬化予防
『リンデンフラワー』はストレスの軽減に特にオススメ。生理前のイライラで気分が落ち着かない時にも◎
『リンデンウッド』はデトックスの働きがあるので、むくみ改善やダイエットにも重宝されています。
寝る前にオススメのハーブティーを紹介
睡眠の質を高めるといわれているリラックス系ハーブティー。
飲みやすくて相乗効果が高まる「ブレンドタイプ」の中から、特にオススメのハーブティーを紹介します。
お気に入りを是非探してみて下さい !
【enherb】ぐっすりおやすみしたい時に
ハーブティー専門店『enherb ( エンハーブ ) 』から、おやすみ前に深い安らぎを与えてくれるブレンドハーブティーです。
▼実際に飲んだ方からの口コミ
- 後味スッキリで飲みやすい
- 飲んだら寝るスイッチが入る
- 飲んだ日はいつもよりゆっくり眠れる気がする
ブレンド内容
ジャーマンカモミール/レモンバーム/リンデン/バレリアン/パッションフラワー/リンデン
心を落ち着かせてくれるハーブティーがしっかりブレンドされています。
ペパーミントも入っているので、胃腸が重くてスッキリしない時にもオススメです。
【ぐっすりおやすみしたい時に】
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【enherb】『ぐっすりおやすみしたい時に』のハーブティーを詳しく見る
【enherb】ストレスでキリキリしちゃう時に
同じく『enherb ( エンハーブ ) 』から。enherbでも常にトップ3に入る人気のハーブティーです。
「仕事や家事育児でクタクタになる」「ストレスやプレッシャーでイライラ・キリキリ」「ドカ食いで胃がムカムカ」そんな時に飲んでほしいブレンドです。
▼実際に飲んだ方からの口コミ
- 朝は体の調子を整え、帰宅後に飲むとホッとする
- 半信半疑で飲み始めたけれど、いつの間にか気持ちが落ち着き眠りやすくなった
- ストレスをためやすい性格だったけれど、飲んでいると心がリラックスする
- 苦みが無くて飲みやすい
ブレンド内容
ジャーマンカモミール/レモングラス/リンデン/オレンジピール/ローズヒップ/コリアンダーシード/スペアミント/スカルキャップ/ブルーマロウ
緊張やイライラで気持ちが昂り落ち着かない時に、心を整え、リラックスとリフレッシュをもたらしてくれます。
スペアミントやコリアンダーシードも入っているので、「食欲がわかない・イライラで食べ過ぎてムカムカする」という時にもオススメです。
【ストレスでキリキリしちゃう時に】
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【enherb】『ストレスでキリキリしちゃう時に』のハーブティーを試してみる
ねむねむプラスハーブティー(10包入)
「カモミール」「ラベンダー」「レモンバーム」に加え、特許を取得した独自製法の『黒プーアール茶』がブレンドされています。
寝る前のリラックスタイムに特に特化したハーブティーです。
▼実際に飲んだ方からの商品化の要望多数
- ホテルや温泉旅館で飲む機会があり、飲んでみて美味しかった
- 宿泊施設で飲んで、自宅でも飲みたいと思ったが通販では見つからなかった
元々通販での販売は行っていなかったのですが、「自宅でも飲みたい」という要望が多く、商品化されたハーブティーです。
ブレンド内容
カモミール/ラベンダー/レモンバーム/黒プーアール茶
黒プーアール茶には、特許製法により「テアニン」という成分が多く含まれています。テアニンはアミノ酸の一種で、興奮状態の神経を鎮め、リラックス状態にもっていってくれるといわれています。
ティーバッグタイプで便利です!
【ねむねむプラスハーブティー】
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「おやすみなさい」ドリームライツハーブティー 15包
ストレスからくる不眠に特化したハーブティー。
さらに、「前向きになれない」「集中できない」「イライラしてしまう」「毎月の女性特有の不調」という時にも特にオススメです。
▼実際に飲んだ方からの口コミ
- カモミールの香りが良い
- 美味しくて甘みもあり、リラックスできる
- 就寝前に飲んでいますが、大変リラックスできて良い
ブレンド内容
ジャーマンカモミール/バレリアンルート/ロディオラロゼア/パッションフラワー/リコリス/レモンバーム/ラベンダー
安眠代表の「バレリアンルート」と「ロディオラロゼア」はブレンドの相性抜群!
ドイツでは病院や薬局で販売されているくらい、人気のリラックスハーブ「パッションフラワー」もブレンドされています。
ストレス耐性が低く、心身ともに疲れ切ってしまう人にオススメです。
【おやすみなさい ドリームライツハーブティー】
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ハーブティーの効果を高める飲み方
実はハーブティーの淹れ方や飲み方によって、効果が高まったり、逆に半減してしまうこともあります。
ここでは、ハーブティーの効果を最大限に引き出す淹れ方や飲み方をご紹介します。
ハーブの効果を高める淹れ方
ハーブティーを入れる時のポイントは2つ !
- 95℃以上の熱湯を注ぐ
- フタをして3分~5分しっかりと蒸らす
①と②を行うことで、ハーブの成分を最大限に引き出すことが出来ます。
逆にお湯がぬるかったり、蒸らし時間が短いと成分が出きらず効果も半減してしまいます。
効果を高める飲み方
ハーブティーを飲む時のポイントは次の4つ。
- 一度にたくさん飲まない
- 寝る30分~1時間前に飲む
- ながら飲みをしない
- ブレンドで相乗効果アップ
「全て実践するのは大変」という方は、自分がやりやすい事から1つずつやってみてもOKです !
① 一度に沢山飲まない
一度に沢山飲んでも、尿となって出てしまいます。
1回で飲む量は、コップ1杯で充分 !
しっかり成分を抽出したハーブティーを、ゆったりと香りを味わいながら飲むことが大切です。
ちなみに、ハーブの成分を体に留めるには、朝昼晩などに分けて一定量のハーブティーを飲むのが良いとされています。朝は目覚めのハーブ、昼は消化促進、夜はリラックスハーブなど、目的別に飲み分けるのもオススメです。
② 寝る30分~1時間前に飲む
寝つきや睡眠の質を良くするためには、寝る30分~1時間前に飲みましょう。
ゆるやかに体内に取り込まれ、体も温まった状態でお布団に入れます。
③ながら飲みをしない
「スマホを見ながら」「雑誌や漫画を読みながら」ハーブティーを飲むのは、あまりオススメではありません。
▼こんな面白い実験がありました。
『マインドフルネス』とは、過去や未来のことを考えてストレスや不安を抱えてしまいがちなのを、「今、目の前にあるものに意識を向け、ただ観ること。」です。
実験の結果でもわかるように、ながら飲みをするよりも、ハーブティーを飲むことのみに意識を向けて楽しんだ方が、交感神経の値が下がっているのがハッキリわかります。
あれこれ考えて飲むよりも、「ハーブの香り・色・味・温度」を感じて、ティータイムを楽しむと、よりリラックス状態にもっていくことが出来るのす。
④ ブレンドで相乗効果アップ
ハーブティーは、1種類で飲むよりも、ブレンドした方が相乗効果でより効き目がアップするといわれています。
睡眠の質や寝つきを良くするハーブで言うと、先程紹介した「カモミール」「ラベンダー」「リンデン」「レモンバーム」がよくブレンドされています。
ブレンドすると味も飲みやすくなって一石二鳥 !
ブレンドハーブティーはどこでも手に入りやすいので、是非試してみてください。
あわせて読みたい
ハーブティーを飲むときの注意点
ハーブティーはノンカフェイン・ノンカロリーのものが多く、体に優しいのですが、「飲むタイミング・体調・体質」によっては注意が必要です。
飲み続けると体の負担になるハーブがある
「レモンバーム」「エキナセア」などは、大量に長期間飲み続けると、胃腸に負担がかかることがあります。
- 1日に飲む量を守る
- 毎回同じものではなく、1日3回飲むときは種類を変える
- 1週間飲んで1週間開けるなどインターバルを設ける
など、飲む量やタイミングを調整するのがオススメです。
アレルギーや持病がある方・妊娠中に注意すべきハーブティーがある
ハーブティーは自然のもので体にも優しいのですが、持病や体の状態によっては注意が必要です。
【アレルギーがある】
有名なハーブでも、植物アレルギーがある方には注意が必要なものがあります。ラベンダー(シソ科)、エキナセア(キク科)、レモングラス(イネ科)などが代表的です。 【妊娠中】 カフェインを含む「マテ」。「サフラワー」「カモミール」「ジュニパーベリー」「セージ」などは、子宮を刺激したり胃腸に負担がかかる場合があるので控えるようにしましょう。 【持病がある方】 血圧の薬を飲んでいる方、腎臓に疾患があり治療を受けている方なども、ハーブティーの種類には注意が必要です。ジュニパーベリーやリコリスなどが、よく禁忌として挙げられています。 |
ポイント
妊娠中・授乳中・アレルギーや持病がある方は、飲む前に主治医に相談すると安心です。
さいごに
ハーブティーは植物の成分でノンカフェインなので、体に優しいのが嬉しいですよね。
安眠やリラックスのハーブティーをブレンドすれば、更に相乗効果が高まります。
お気に入りのハーブティーを見つけて、寝る前のリラックスタイムを是非取り入れてみてくださいね。