年末になると、お正月飾りを目にする機会が増えますよね。玄関やお部屋にお花や飾りを置けば、一気にお正月気分に♪
そこで今回は、【お正月飾りを飾る時期】と【飾ると縁起の良いお花】を紹介します。
一年のスタートを迎える時にピッタリのお花を飾って、素敵な年を過ごしましょう!
この記事でわかること
- お正月飾り・お花はいつ飾る?いつしまう?
- お正月に飾ると縁起の良い花の紹介とその意味
- お正月飾り・お花の飾り方
目次
お正月飾り・お花はいつ飾るのが正解?
いざ飾るとなると、「お正月飾りやお花を飾る時期やしまう時期っていつ?」と悩んでしまうことも多いですよね。
飾る・しまうスケジュールは⇓をチェック!
お正月飾りを飾る・しまう時期
- 飾りつけの時期:12月13日〜12月28日まで
- 外す時期:1月7日(松の内)が過ぎてから
飾る時
門松やしめ縄、お花などの正月飾りは、12月13日〜12月28日までに飾るのが一般的。12月はクリスマスもあるので、26日以降に飾るおうちも多いです。
◯飾りつけのオススメは12月28日
クリスマスも終わり、8がつく日で末広がりの為縁起がいいとされています。
◯飾りつけNGは12月29日〜31日
29日は「二重苦」と発音することから縁起が悪いとされ、31日も「一夜飾り」と呼び、神様に失礼といわれています。30日も旧暦の大晦日なので同じく「一夜限り」となります。
しまう時
正月飾りは、「松の内」と呼ばれる1月7日まで飾るのが一般的(松の内は地域によって期間が異なります。関西地方は1月15日の所も多いです)。
松の内以降に、近くの神社でお炊き上げや、年神様をお見送りする「どんど焼き」を行うと良いでしょう。難しい場合は、正月飾りを塩で清め、白い布や新聞紙に丁寧にくるんでゴミとして処分します。
お正月に飾るお花の種類とその意味
お正月にお花を飾る理由は、『おうちに来てくれた年神様を歓迎するため』です。年神様をおもてなしして、幸せな一年となるよう縁起の良い花を飾ってお祈りします。
ここでは、お正月に飾ると縁起の良いお花を紹介します。
松
お正月飾りの門松にも使われている松。
松は常緑樹で、他の木々が枯れていく季節の中でも、1年中青々とした葉が付いています。その為、「不老長寿」や「永遠の命」の象徴といわれ、縁起の良い植物とされています。
竹
竹は、厳しい寒い冬でも落葉せず、青々とした姿を保っています。
曲がらずにまっすぐ成長し、強い風や嵐の中でも折れない強い生命力があることから、「誠実な心」「強い志」の象徴とされています。
凛と佇む竹の姿は、新年を新たな決意で迎えたい時にもピッタリですよね。
梅
お正月飾りの定番である梅は、暖かくなってきた春頃に咲く花が多い中、梅はまだ寒さが厳しい時期に香りのよい綺麗な花を咲かせます。
他のお花より早く花を咲かせることから、「出世」「開運」の象徴とされ、縁起の良い植物といわれています。
南天
「南天」は「難転」と同音のため、「難を転じる」という意味があるといわれ、古くから魔除けとして親しまれていました。
南天は花言葉も縁起が良く、赤い実を沢山つけることから「機知に富む」「福をなす」「よい家庭」とどれも素敵で、お正月にはもってこいのお花です。
千両・万両
千両や万両は、江戸時代の大金を表す単価「両」が付いていることから、「金運」「商売繁盛」の縁起物として、お正月飾りに用いられてきました。
千両も南天と同じく沢山の実をつけることから、「利益」「財産」「裕福」「恵まれた才能」といった縁起の良い花言葉があります。
菊(マム)
菊は中国では、長寿の薬とされてきました。「重陽の節句」では菊を鑑賞したり、「菊酒」を飲んで長寿を願う習慣があることから、縁起の良いお花としてお正月に飾られます。
また、菊は比較的長持ちで「末永く続く」という意味があり、「菊を飾ると福が来る」とも言われています。
※注意点としては、「輪菊」や「小菊」はお葬式やお供えでよく使われ種類なので避けましょう。お正月には、「寒菊」や洋菊の「スムレーマム」「ピンポンマム」などがおすすめです。
葉牡丹
葉牡丹は、ブロッコリーやカリフラワーと同じアブラナ科の植物ですが、牡丹の花に似ていることからその名前が付きました。
牡丹は縁起の良い花とされていますが、見頃が4~6月頃のため、丁度お正月に見頃を迎える葉牡丹が、牡丹の代わりにお正月に使われるようになりました。
葉牡丹の花言葉も「祝福」や「利益」と縁起が良く、葉が重なり合う姿から「吉事が重なる」という意味もあり、お正月にピッタリのお花です。
水仙
水仙は、他の花がほとんど咲かない12月~2月に花を咲かせる珍しいお花です。
「雪中花」とも呼ばれ、もっとも寒さが厳しい時期に開花するその強さから、お正月に飾ると縁起が良いといわれています。
胡蝶蘭
胡蝶蘭は、お花の形が蝶々に似ていることから、「幸福が飛んで来る」という縁起の良い花言葉があります。お祝いごとに飾られることも多いですよね。
また中国では、蘭は縁起が良い植物を意味する「四君子」の一つ。
豪華な佇まいで玄関やお部屋を煌びやかに彩ってくれるため、お正月飾りとしても人気が高いお花です。水やりの回数が少なく済むのも、慌ただしい年末年始に最適ですよね!
ユズリハ
門松や鏡餅に使われている植物。
若葉が生えそろってから古い葉が一斉に枯れて落葉する様子から、「世代交代」を連想させ、「子孫繁栄」の願いが込められているといいます。
ウラジロ
しめ縄や鏡餅によく使われているウラジロ。葉の裏が白いことからその名前があてられ、「裏表のない清らかな心」という意味を持っています。
左右対称に葉が広がっていることから「夫婦円満」、また、しだる様子が長寿を表すとされ、縁起の良い植物として正月飾りに使われるようになりました。
正月飾り・お花の飾り方
正月飾りや縁起のいいお花は、実際にどう飾ると良いのでしょうか?
ここでは、おすすめの飾り方をご紹介します!
「門松」の飾り方
門松は、年神様を迎える時の目印になるので、『玄関の脇』に飾りましょう。
門松は2つで1組なので、クロマツを使った「雄松」を左に、アカマツを使った「雌松」を右に置きましょう。
スペースの問題で1つしか置くところが無い時は、1つでもOK。マンションの共用部分に置けない時は、玄関の内側に飾っても問題ありません。
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「しめ縄・しめ飾り」の飾り方
しめ縄やしめ飾りは、神様を迎える目印として、『玄関の軒下』や『神棚』に飾りましょう。
しめ縄の下は神聖な空間となるので、くぐって中に入れる高さに取り付けるも縁起が良いとされています。こちらもマンションで玄関の外に飾れない場合は、室内でもOKです。
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「生け花」の飾り方
生け花の場合は、特に場所は決められていません。
「玄関」「床の間」など、お客様を迎える場や、華やかに彩りたい場所に飾りましょう。
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「寄せ植え」の飾り方
寄せ植えも、決められた場所は特にありません。
コンパクトなものであれば、マンションや職場でも飾りやすくてオススメです。
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縁起の良いお花を飾って素敵なお正月を♪
- 縁起の良いお花は、お正月の「門松」「しめ縄」「生け花」「寄せ植え」を飾って楽しもう!
- お正月飾りは、12月28日までに飾り、松の内(一般的に1月7日)が過ぎたら外そう
お正月を迎えるにあたって、玄関やお部屋もお正月仕様に飾り付けたいですよね。今は小さなサイズや今風のオシャレなデザインも多いので、気軽に飾ることができますよ♪